◇コナミのピンポン(1984 コナミ MSX ROM)
1984年に発売された「コナミのピンポン」。ちょっと卓球というのが暗くてあまり知られていないようです。わたしがこれを初めて知ったのはあのソフトベンダー武尊、初めて買った(ROM)ソフトです。自分はテレビCMで武尊は見たことはあっても触ったことは無かった。そこで一念発起し武尊のある某電気店へ。そこで見つけたのがコナミのピンポンなのでした。…卓球部の自分には興味の惹かれるものだったのでしょう。
プレイしてみて一言、面白すぎる!サルのなんとかのように夢中になり、3か月くらいこのROMソフトがささったままでした。なんとかがんばってレベル5に勝てるようになったとき、すごくうれしかったことを今でも覚えています。
ゲームは普通の卓球のルールと同じ3セット、21点制です。このゲームのいいところは直接ラケットを上下左右に動かさなくてよく、タイミングに合わせてカット、ドライヴ、スマッシュを決めればいいだけ。そのおかげでスピーディーな試合展開が楽しめたことでしょう。またコンピュータもなかなか賢く、レベル5はまさに死闘。手に汗握る試合が展開されます。さらに2人プレイもよかったが、奥のコートだと結構タイミング取るのが難しく、ハンディキャップとなってしまうことが残念なところだ。
とにかく、MSXのスポーツゲームでは最高位をあげてもいいくらいよくできたソフトでした。…そういえばこれ、ファミコンで「スマッシュピンポン」(発売:任天堂)が出た頃に買った覚えがあるなぁ。
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◇コナミ・ハイパーラリー(1985 コナミ MSX ROM)
今回もコナミですがお許しください。今回は1985年に発売された面白いソフト「ハイパーラリー」です。皆さんはほとんど知らないとは思いますが、これがとても面白いんですよ。わたしは最近このソフトをたまたま武尊で見つけたのですが、1985年の作品としてはなかなかきれいなグラフィックなのです。また8KBの容量に13もステージがあるとなると、さすがコナミてな感じです。ちょっとタイトルやデモに凝ってはいないようですが、ゲーム自体には手抜きはありませんでした。ただ、ちょっと苦しいのはコンティニューが無いことと、敵が単純であること。…まあ、それでも楽しいゲームには変わりありません。わたしは1週間ぐらいがんばったのですがまだ8ステージまでしか行けません。むずい。
…あまりにも参考にならないレビューなので付け加えます。
うーん、今思うと結構恥ずかしいですね。ほめ殺しやってる感じになっちゃいます。確かにハイパーラリーははまりましたが、発売予告から1年も待たされた(らしい)ソフトにしてはちょっと内容に問題があったかなと思います。敵車の動きを操れるのは慣れるとつまんないし、コースもなんか単調なんだよねぇ。でも当時のゲームの中では結構イイ線いってたんだろうな。昔あった「The
Links」の「ネットワーク・ラリー」でも一部用いられ、懐かしさの余り店頭にあったやつをほぼ独占してクリアさせたのを覚えています。
最後に、このゲームの見どころは雷のステージだと思います。ちょっときれいで感動しました。
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◇ダンジョンマスター(1986? アスキー MSX ROM)
意外にパズルゲーム、ロールプレイングゲームが面白い。ダンジョンマスターは結構よかった。特にMSX初(と思われる)最大3人まで同時プレイ可能なロールプレイングゲームなのだ。友達とわんさか誘って楽しみましょう。ストーリーは地下深く眠っている「エリスの指輪」を探し求めること。その指輪を持っていると永遠の富が得られる…なんか「ザ・ブラックオニキス」(アスキー)みたいではないか。プレイヤーは4種類。それぞれ特徴があって気に入ったプレイヤーを選ぼう。敵は色々いたが、特に地下10階のドラゴンがものすごーく強い。出会わないように逃げて逃げて逃げまくろう!
…ちっとこれだけじゃ物足りないので覚えている範囲でフォローしましょう。
やはり3人同時プレイは画期的でした。操作はジョイスティック2本とキーボードだが、キーボードの人はハンディキャップを背負うことになる。うまい人をキーボード担当にしよう。セーブはパスワード方式で各プレイヤーひとりひとりにパスワードが付与されていた。これはプレイする毎にパーティーを組み替えらることができるのがうれしい。プレイヤーは4種類で、シーフ、マジシャン、ナイト(ファイター?)なんかいたような気がする。個人的にシーフが好きだったなぁ(理由は覚えていないが…)。
ゲームは斜め上から見たダンジョンが広がっていて、地下10階くらいまであったような気がする。ジャンルはどちらかというと「ハイドライド」系のARPG。ダンジョンを歩いていて、直接敵に出くわし戦うタイプ。ヒヤヒヤしながらダンジョンを歩いたものでした。
最後に、このゲームは『MSX・FAN』(徳間書店)にダンジョンマップが載っていてわたしらはそれを見ながら一生懸命友人と力を合わせてクリアを目指したものだ。ああ、懐かしい。
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◇タケル伝説(1985 タケルソフト/ポニー MSX ROM)
多分これはタケルのMSXゲームで最初で最後のオリジナルソフトではなかったかと思います。いやいや、当時としては破格(2,800円)だったこともあってタケル(総合)売り上げランキングでは常にトップ10に入っていたのが思い出されます。…ところで「タケルジャーナル」って機関誌を知っている人はどれくらいいるのでしょうか?
内容はといいますと一応アクションゲームで、タケル城にいる城主タケシを倒すべく、プレイヤー(名前はあったかなぁ?)は城の中の敵をパンチ、キック、跳び蹴り、空手チョップ(ないない)で倒しながら進んでいくのです。ザコ敵は忍者なのだろうか、こん棒?を振り回す敵、手裏剣を投げる敵…もっといたような気がしたが、思い出せない。
ステージは16くらいあって、各ステージのクリア条件はステージ右上にいる城主タケシを倒すこと。タケシはモノ(何だったけなぁ)を投げて攻撃してくる。で、最後はタケシとの一騎打ちだ。ちなみにタケシを倒すと「冗談じゃないよ」と捨てぜりふを吐いて倒れる。あのタケシと同じである。
やはりこのゲームの見どころはタイトル画面だろう。見ててクラクラする。MSXユーザーなら一度見るべし。
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◇ラリーX(1984? ナムコ MSX ROM)
今回はナムコの「ラリーX」です。某デパートの屋上遊園地で50円であったのを今でも覚えています。うーん、懐かしい。あの、何というか、その…単純さがたまらなく好きでした。BGMも「♪チャラララッター…」という脳にこびりつくBGMがわたしをトリコにしてしまいました。
アーケードではまったため、必然的にMSX版を求めてしまう。そこでMSX版を探したが店頭では見つからない。そこで駆け込み寺というべき武尊をチェックした。…あったのです。しかしその他にも「ジェットセットウィリー」(ハドソン)、「ピンボールメーカー」(コルパック)、「ミニゴルフ」(ナムコ)などと欲しいソフトがあったのです。しかし悩んだ挙げ句買ったのは「ピンボールメーカー」だったのです。
さて、わたしが初めてMSX版の「ラリーX」をプレイしたのがその数ヶ月後(だったと思う)に某MSXサークルの会員とゲームソフトを交換したときでした。期限は1ヶ月。思い存分遊ぼうと決めていたのですが、実はナムコの初期のゲームはMSX1専用だったらしいのです。わたしが持っていたMSX2では動かなかったのです。そこで押入から埃のかかったMSX1を取り出し、初プレイにこぎ着けたのでした。
やってみての感想…あれ?あんまり覚えていないなぁ。とにかく楽しかったのが印象にあり、やりまくったことしか覚えていないのです。すいません。
ゲームは、自車を操りステージ内にあるフラグ(旗)をすべて取ること。もちろん敵は行く手を阻みます。そこで登場するのが煙幕です。煙幕を巻いて敵車の動きを止めるのです。特にうまく敵車が煙幕でもがいているのを見るのが至福の楽しみでしたね。ははは。
ところで、悩んで買った「ピンボールメーカー」はかなりおすすめですよ。ピンボール台がエディットできる優れものです。
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◇イー・アル・カンフー(1985 コナミ MSX ROM)
イー・アル・カンフーはよくファミコンでやったゲームでしたね。MSX版は「コナミ・ゲームコレクション1」に収録したときに初めてやりました。どちらともいい出来でしたねぇ。
あまり上手くなくて、4面の扇子を投げてくる(?)女にやられてばかり。「もうやるかー!」なんて思ってしまっても、なぜか無性にリプレイしたくなるいいゲームなんですよねぇ。
このゲームの主人公は「リー」さんで、ちなみに続編のイーガー皇帝の逆襲の主人公は「リー・ヤング」なんだそうで、コナミお得意の「こじつけストーリー」が展開されています。いやいや、まいった。
ゲームは主人公と敵とのサシの勝負。パンチ、足げなんか駆使して倒す。あ、そうそうなぜか三角飛びがなぜか有名でしたね。敵はこん棒使い、鎖使い(?)、扇子使い(??)、あと巨体を使って体当たりをカマす(?!)敵など個性派揃い。あと3面と5面クリア後にボーナスステージがあったんです。画面横から飛んでくる扇子(?)を上手く落とすこと。ステージが上がるに従って難しくなる。本編よりもこのボーナスステージにはまってしまいましたね。いやいや。
あ、そうそう。音楽も「ラリーX」と同じくらい脳に刷り込まれています。
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◇パチコン(1985 東芝EMI MSX ROM)
今回はかなりおっさんぽいゲームの紹介です。
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◇ロードランナー(1985? ソニー MSX ROM/2DD?)
ロードランナーってのを初めて知ったのはファミコンの名作、ハドソンのロードランナーでしたね。あのかわいらしいキャラクタ、軽快な音楽(特に主人公の動く音「ピコピコピコ…」が大好き)、さらにステージが作れるといった豪華さでした。
ところで、MSX版のロードランナーをやったのは初めてMSXを買った時でした。ソニーのMSX、HB-10のおまけについていたんですねぇ。今でいうバンドルソフトですかねぇ。初めてやってひとこと。暗い。ファミコンとのあまりの違いにびっくりしました。地味な主人公。青くて暗いレンガ。音楽は穴を掘る時とクリアしたときのみ。うーん、寒い。しかし、ゲーム自体は何ら変わらず面白かったです。
ゲームの説明は必要ないくらいですよね。ステージにある金塊をみんな取って逃げるという単純明快思考型金塊略奪遊戯(?)といった感じでしょうか。
通常は150面あるらしいとの話ですが、なぜかMSX(ROM)版とセガ、SG-1000系版は76面まで。容量の問題ですかねぇ。
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以下のんびり制作中
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